クリーニングトラブルを防ぐポイント
衣類を購入するときは!
>>トラブルの防止は、衣類を買うときから始まります。
@ クリーニングの可否を確認する。
最近の既製品は、ますますファッショナブルになっています。ファッション製を追求する余り、クリーニングには不向きな製品も
見受けられます。長い間着用するものなら、着用後のメンテナンスに配慮した品選びを心掛けましょう。
A 表示は必ずチェっクする!
既製服についている品質表示は必ず確認しましょう。表示には繊維の種類を示す組成費表示、洗い方、アイロンの掛け方、
絞り方等を示す取扱絵表示、メーカー名等を示す表示者承認番号があります。
B どの方法でもクリーニングできない商品もある。
ドライクリーニング、ウエットクリーニング、ランドリーいずれの方法でもクリーニングできない製品(取扱絵表示がすべて?のもの)は
できるだけ避けましょう。
取扱絵表示が新しくなりました。
>>クリーニング方法の種類
ドライクリーニング
油性の汚れを揮発性の有機溶剤を用いて化学的にとかすことによって取り去る洗濯方法で
ウール、レーヨン、絹等水洗いすると縮むもの、風合いが変わるもの、型崩れするものにてきしています。
ただし汗など水溶性の汚れは残る場合があります。
ウエットクリーニング
ドライクリーニングの対象品で、汗や食べ物等水溶性の汚れがひどい時に用います。ドライで落ちる汚れを落としてから、
30〜40度のぬるま湯で中性洗剤を使って丁寧に洗います。
絹やデリケートな綿、麻などの夏物衣料にむいています。
ランドリー
基本的な原理は家庭での洗濯と変わりませんが、高い温度のお湯(60度前後)を用い、洗濯機内の回転落差で洗う「叩き洗い」
を用いるので汚れがよく落ちます。ワイシャツ、シーツ等綿製品に適しています。