ドライコース編

クリーニングのプロが話す、裏話

 

                   

 (ドライコース編)

 

洗濯技術の向上・洗剤開発・加工剤開発などで、水洗い不可の衣類を家庭でお洗濯する人がふえています。

 

 

また、その際の注意事項やアドバイス等を求められることも多々あります。

 

 

でもプロの目から見ると、それを否定するものではありません。

 

 

家庭で「ドライコース」といわれているものは、

 

 

機械力を極力おさえた優しく洗う水洗いです。

 

 

商業クリーニングでは「ウエット」などといわれています。
 

 

汗をかいた衣類や飲み物を大量にこぼした時など

 

 

より綺麗にお返しできるようクリーニング業者側から

 

 

勧めたりもいたします。

 

 

多くの方がドライコースのお洗濯で

 

 

「失敗しちゃった」なんて経験がきっと

 

 

一回ぐらいはあるのではないでしょうか?

 

 

元来、してはいけない事をするのですから、

 

 

失敗の許されない私たちクリーニング業者は、この「ウエット」クリーニングに対して特殊な技術と

 

 

知識をもっています。実はそれくらい注意の必要なクリーニング方法です。技術の向上により

 

 

今やホームクリーニングが可能な時代の様に錯覚しがちですが、家庭洗濯はどんな条件で洗うにしても

 

 

水を使いますから、色の弱い製品や、天然繊維は色が出たり、縮んだりといったことがおこります。

 

 

ドライコースのお洗濯で「失敗しちゃった」なんて経験はこうしたことから生まれてくるのです。

 

 

クリーニング店では様々な特徴を持つ衣料を洗わなければなりません。

 

 

そのため、水洗いだけではデリケートな服を洗う事は出来ません。

 

 

ですから、水でないドライクリーニングが必要となるのです。

 

 

ドライクリーニングは保持性だけではなく、汚れ落としの面でも力を発揮します。

 

 

襟袴りの皮脂汚れを含む油ジミは、家庭洗濯では綺麗になりません。

 

 

ドライクリーニングと水洗いの両方を行うダブルクリーニングはよりきれいにするための

 

 

洗濯メニューです。ただし料金は割増になります。

 

 

きれいにするためには手間がかかっているんですよ!だからクリーニングに出すと綺麗になるなです。

 

 

もちろん仕上がり具合も違います。

 

                                                                     


”洗いはやはりプロにお任せ”ですね!